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グラデーションを綺麗に印刷しよう!トーンジャンプ対策

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印刷段階で発生しやすい「トーンジャンプ」は、グラデーションが段差や縞模様のように見えてしまう現象です。
短い距離で急激に色が変化するグラデーションではこの現象が発生しやすくなります。
今回はどうやったらきれいなグラデーションを印刷で表現できるのか、トーンジャンプ対策をご紹介いたします!

■トーンジャンプ対策

1)過度な色調補正を避ける

明度・コントラスト・彩度を極端に操作すると、階調が途切れやすくなります。適度な範囲での調整を心がけましょう。

2)Photoshopでのフィルタ処理は16bitモードで行う

8bitから16bitに切り替えることで色表現の量が増え、階調飛びを抑制できます。処理が重くなるため、調整時にのみ切り替え、完了後は8bitに戻すのがおすすめです。

3)微細なノイズを加える

PhotoshopやIllustratorでレイヤーを複製し、「カラー」モードに設定してからグレースケールノイズを加えると、ヒストグラム内のギザギザが滑らかになります。ノイズ量は少量(例:1~3)にとどめるのが効果的です。

4)Illustratorの「光彩拡散」効果を活用

「効果>変形>光彩拡散」を使ってホワイトノイズ風の処理を施すと、グラデーションの斑点や縞が目立たなくなります。適切なパラメータ調整で効果が得られます。

5)グラデーションの範囲を適切に設定する

幅が広すぎる、または短距離で急激に変化するグラデーションはトーンジャンプを起こしやすいため、Adobeが推奨するステップ数や距離内で作成するようにします。

6)Photoshopでグラデーションを作成して配置する

Illustratorのみで描画したグラデーションより、Photoshopで作成して微調整したものを配置する方が滑らかな仕上がりになる場合があります 。

■まとめ

トーンジャンプを未然に防ぐには、適切な色調補正・画像のビット深度設定・ノイズ追加といった処理が有効です。さらに、制作段階での幅や方法の調整を行えばより安定した滑らかなグラデーション印刷が可能になります。

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