印刷用語についての豆知識２「座布団」

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本日のテーマは「座布団」です。
座布団といったら、あの座る日本式のクッションを想像しますよね。
でもこれは、印刷用語では違う意味なんです。

■座布団とは

文字の下にひいた、文字幅の色面のことです。
文字自体を人のように見て、その文字が座る色の面、ということで「座布団」と言われています。
チャーミングな名前ですよね。

■座布団を使うとき

情報を目立たせたいとき、情報の種類を区別したい時などに使います。
例を挙げると、文章の見出しのみに座布団を使用して、本文と分けたりすることもできます。
これによってデザインにメリハリをつけることができ、より情報も整理されるわけです。

あとは、地の色のコントラストの関係上、見えづらくなってしまう文字を見せるためにも使います。
たとえば、白い用紙に、白い文字でデータを作っても見えませんが
「どうしても白い文字にしたい」・・・
そういうときは、白い紙の上にまず白ではない面を作成し、そこに文字をのせれば
文字ははっきり見えますし、情報が強調されます。
グレーなどの淡い色の座布団を使うだけでもすこしは可読性が上がるので、
デザインの雰囲気を保ちつつ、可読性も確保できる方法といえます。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。座布団、簡単ですが効果的な手法です。みなさんもぜひ使ってみてくださいね。

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ご質問やご要望などございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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