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抑えておきたい基本的な印刷用語

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印刷物を作成する際、各用語の意味を理解しておくことは、美しく安全な仕上がりを得るために不可欠です。
今回は、印刷に関わる基本的な用語について、分かりやすく解説します。

■覚えておきたい基本的な用語

CMYK(シーエムワイケー)

印刷で使われるインクの基本4色、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの略称。
減法混色により色を表現し、ポスターやチラシなど、一般的な印刷物の制作に用いられます。

RGB(アールジービー)

光の三原色である赤・緑・青を使って色を表現する方式。モニターやテレビ、Web表示で使われます。
RGBのまま印刷すると、色がくすんだり再現できない場合があるため、印刷時にはCMYKへの変換が必要です。


色数(いろかず)

印刷で使うインクの種類数を指し、例えば「フルカラー(CMYK 4色)」「特色使用」など。
使用色が増えるほどコストや管理が複雑になります。


解像度(かいぞうど)

画像の精細さを表す指標で、単位はdpi(dot per inch)。
印刷では300dpi以上が推奨され、低解像度(例:72dpi)ではぼやけた仕上がりになってしまいます。


塗り足し(ぬりたし)

フチなし印刷を実現するために、仕上がりサイズより上下左右に3mmずつ余分に色や画像を広げる設定。
断裁時のズレによる白い余白を防ぎます。

トンボ/トリムマーク

印刷された用紙を正確に断裁するための目印です。位置合わせや断裁ガイドとして使われ、印刷位置誤差を防ぎます。


アウトライン化(あうとらいんか)

使用フォントが他の環境で再現できず文字化けするのを防ぐため、テキストを図形化(アウトライン化)して入稿する処理です。


入稿

印刷用のデータを印刷会社へ提出すること。

仕上がりサイズ

完成した印刷物の最終的な形・サイズ。
印刷時には大きめの用紙に印字し、これを断裁して仕上げるのが一般的です。
また折加工を行う場合、折り加工後の大きさのことを指します。

校正(こうせい)

印刷前にテキストやレイアウトなど、データを細かくチェックする作業です。内容間違いがある場合は修正し、再校正を行います。


色校正(いろこうせい)

印刷前に色味を実際の印刷条件で確認するための試し刷り工程。特にCMYK変換後の色再現を確認することで、イメージと異なる仕上がりを防ぎます。

■まとめ

これらの用語を正しく理解し、データ作成から入稿、印刷、検収までの各段階で意識することで、印刷トラブルを抑えながら美しい仕上がりを得られます。特にカラーモードの選定、塗り足しやトンボの設定、アウトライン化、そして色校正の徹底は、品質に直結する重要ポイントです。

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