目を惹くチラシを作るコツ：番外編「トンマナ」

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今日は、以前の投稿「目を惹くチラシを作るコツ」でもすこし触れました、「トンマナ」
について触れていこうと思います。

■「トンマナ」とは

トーン＆マナーを略した言葉です。「トンマナを合わせる」「トンマナを意識して」など,
どこかで耳にしたこともあるかもしれません。広告・出版業界の言葉で、最近は企業のブランディングの戦略や
webデザインの領域でもよく使われる言葉となっています。

トーンは「色調」や「調子」、マナーは「作風」や「様式」などの意味があります。
つまり、、「コンテンツのスタイルやデザインを一致させて、統一感のある印象を与えるためのデザインルール」のことです。

たとえば、代々続く高級老舗割烹のホームページなどであれば、派手なピンクや黄色などの色は使いませんし、
フォントもさらさらと流れるような明朝体などは使っても、ポップな丸ゴシックなどは
使わないでしょう。「信頼」「高級」「伝統」「和」などのテーマに沿ったトンマナになるはずです。

このように、受け手に与えたい体験やコンテンツに合ったとトンマナを決めておく必要があります。

■トンマナを決める利点

・一貫性と統一
提供するサービスや訴求するターゲット層にあったものを一貫して与えることによって、
コンテンツの世界観やイメージがはっきりと印象づけられ、受け手に統一された経験を
与えることができます。

・情報共有
複数人で制作する場合にも、イメージの共有ができる利点があります。
一つのコンテンツを手分けして作成していく上でも、それぞれのイメージがバラバラになってしまったり
することを防げるので、サービスや製品、ブランドのイメージが損なわれずにすみます。

■トンマナを決める方法

ではどのようにトンマナを決めていったらよいでしょう？
まずは、以下を明らかにしてみます。

・伝えたいコンセプト
・ターゲット層

はっきりしたら、コンセプトが伝わるようにトンマナを決めます。
同じ業種のほかのサービスと差別化できるコンセプトを明確化する必要があります。

たとえば、女性限定のジムで、「社会人女性が安心して通えるキレイでおしゃれなジム」
なら、清潔感のある白や、女性や健康、また高級感をイメージしたベージュやクリーム色などの色を配して
雰囲気づくりするのもよいでしょう。文字も、「安心」「おしゃれ」「女性向け」「高級感」
を感じられるで要素を用いて、トンマナを作成していきます。

■トンマナを作るうえでの注意

・色を多くしすぎない
目立たせたいカラーが目立たなくなってしまうので、色は絞っていく方がよいでしょう。
企業カラーなどがすでに決まっているようであれば、そのカラーをメインで使う必要があるでしょう。

・文章構成のレイアウトルールを一貫する
統一感を出すために、文章構成のルール、たとえば改行する箇所、スペースを空ける箇所
フォントなどを統一します。日本語表記も、漢数字を使うか英数字を使うのかをあらかじめ
決め、一貫すると良いでしょう。

■まとめ

いかがだったでしょうか。チラシなどの印刷日媒体を作られるときの参考にしてみてくださいね。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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