紙の厚さについて(1)
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よく、コート紙90kg、上質紙135kgなどと紙の名前の脇に数字が書かれているのを目にするかと思います。
この違いは何だろう、この数字は何を意味するの? と疑問を持たれたこともあるのではないでしょうか。
今日はその疑問を解消するため、解説をしていきたいと思います。
■重さ=厚さ
〇〇kgという重さは、「厚さ」を考える基準と認識していただいて大丈夫です。
印刷業界ではこのkg表記を「連量」とよび、用紙の重さをあらわす単位として使用しています。 『連』とは、一定のサイズに作られた紙1000枚(板紙なら100枚)のことなので、
たとえばコート紙90kgというのは、「コート紙が1000枚集まったときの重さが90kgになるような厚さの紙」という意味です。
当然、厚い紙のほうが薄い紙より重量がありますね。
ですから、コート紙110kgというのは、同じコート紙でも、90kgのものよりも一枚あたりが分厚い紙、
ということになります。
ちなみに、注意点として、比較する場合は必ず同じサイズのもので行うことをおすすめします。
同じ厚みの用紙でも、用紙サイズが大きくなれば 連量も大きくなりますので、正確な差を出すためには同じサイズ
の紙ど同士(例:A4ならA4同士)で比べる必要があります。
■紙の重さと一般的な用途
では、どの用途の重さがどれくらいの厚さなのか?今まで厚みなど気にされたことはないかもしれません
比較するサイズを1m2ときめ、その重さで、重さの違いの例を身近な用途でいくつか挙げてみます。
・新聞の折り込みチラシ 52.3 g/m2程度
・雑誌本文、コピー用紙、チラシ 64 g/m2程度
・リーフレット、ポスター 104.7 g/m2程度
・チケット、週刊誌表紙、パンフレット g/m2程度
・ファッション雑誌の表紙、名刺、はがき 209.3 g/m2程度
■まとめ
いかがでしたか?
なんとなく、日常でご自身の触れられる紙媒体の厚みを、なんとなくご想像いただけたかと思います。
一般的に世の中に出回っている紙媒体の厚みは、それぞれの用途に合ったものがきちんと選ばれています。
たとえば、新聞の折り込みチラシが名刺のような厚さでは新聞の重みが大変なことになってしまいますし、逆に名刺などの
保管が必要なものがコピー用紙などのぺらぺらと薄いものだと、すぐしわくちゃになってしまい、保管はできません。
印刷の内容はとても重要ですが、目的・用途に適した厚みの紙選びも、実は欠かすことのできない重要な要素のひとつだと言えます。
紙の厚みなどに関しても、スグプリでは随時ご相談を承りますので、どうぞお気軽にお問合せください。
「もう相談する時間がない、どうしよう!」という場合でも、スグプリは即日の発送が可能ですので、お力になれるかと存じます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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