印刷用語についての豆知識5「ベタ」

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今日はよく聞く、「ベタ」という言葉について説明していきます。
どこかで耳にされたこともあるのではないでしょうか？

■「ベタ」が使われるときは？

・ベタ塗り
・ベタ組み

などの用法でつかわれています。
それぞれ見ていきましょう。

■ベタ塗り

１印刷用語として
インクの濃度１００パーセントで刷る方法です。
本来印刷では網点をつかい、その密集度合いで色の濃淡の
表現をするのですが、ベタの場合は、隙間なく塗りつぶされた状態です。
インクを色濃く表現でき、ツヤも出ます。

２技法として
単色で塗りつぶす表現をさします。グラデーションのような濃淡を
含まない状態です。デザイン、イラストレーション、漫画の技法などでも使われる表現です

■ベタ組み

ベタ組み、とは文字の組み方の方法のひとつです。
文字の字送りを文字サイズと同じ値で組むことをさします。
となりあう活字のボディ（文字をおさめる正方形の仮想ボディ　
）との間に隙間がない組み方です。
ベタ組は案外難しく、役物が続いたりアルファベットが入ると、
半端な部分が出たりして、調整が必要になります。

■まとめ

いかがだったでしょうか。人にデザインの指示を出したり伝えたりするのにも便利な言葉です。
みなさんもぜひ使ってみてくださいね。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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