チラシ・フライヤー・ビラの違いとは?
即日印刷、当日納品を専門とする即日印刷専門スグプリです。
超特急印刷で小ロットからご注文いただけます。
皆様は、チラシ・フライヤー・ビラの違いを知っていますか?
3点とも、幅広く情報を伝えるための印刷物です。
スグプリでは注文画面をご覧いただくと「チラシ・フライヤー」と明記されてます。
ではこの印刷物にはどのような違いがあるのでしょうか?
■チラシ
チラシの語源は「散らすもの」。
実は、世界最古の広告とされているのが「チラシ」なのだそうで、
紀元前2000年頃の古代エジプトでパピルス紙を使用した行方不明者を探す為に作成されたと言われています。
日本では江戸時代に越後屋が呉服の宣伝として引き札を利用したことが始まりとされています。
この引き札が撒き散らかされた様子から、「チラシ」という名前でも呼ばれるようになりました。
現在のチラシは、店舗で配布されていたり、カゴに入っているような店頭で使われたり、新聞の折込広告として用いられたり、
または語源通り、駅前などで配布されるなど、様々な用途で利用されています。
チラシは安価で作成でき、多くの人に興味を持ってもらえる手段として、業種や用途を問わず利用されているといえるでしょう。
■フライヤー
フライヤーの語源は英語の「flyer」(空を飛ぶもの)。
中世ヨーロッパをイメージした作品で空から印刷物がひらひらと落ちてくるシーンがありますよね?
飛行機から撒かれる印刷物のことをフライヤーと呼びました。しかし、現在では安全性の問題などにより、
このような飛行機からの配布は禁止されているそうです。
そんな飛行機から配布されなくなったフライヤーですが、
現在ではイベントの告知やラックなどに置かれ、情報を伝える役割で利用されています。
チラシと比べると手に取りやすいA6など小さめのサイズや厚めの紙で作成された広告をさすのが一般的です。
また用紙は厚手のものがよく使われる傾向にあります。
■ビラ
ビラの語源は英語の「bill」や日本語の「片」、擬態語「びらびら」。
ビラは江戸時代に寄席の番組宣伝として使われていた印刷物です。
実はチラシとビラについては明確な定義の違いはないようですが、
一般的には掲示板などを用いて張り出して掲載される印刷物をビラと指すことが多いです。
また、「びらびら」という擬音が元になっていることからも分かる通り、薄い紙に印刷されることが多いようです。
■最後に
ここまで長々と3点の違いについてご説明しましたが、「A4だからチラシ、A6だからフライヤーと言わなければいけない!」などという事はありません。
小さな印刷物を配る時にわざわざ「フライヤー配り」というよりも「チラシ配り」、「ビラ配り」と言った方がしっくりくるのでは無いでしょうか?
言葉の使い分けはもちろん大切ですが、印刷において言えば、利用シーンに応じた「用紙」「サイズ」「デザイン」であることの方が重要です。
もし、サイズなどでお悩みの方は以前掲載しましたページをご参考ください。→用紙サイズについて
いかがでしたでしょうか?スグプリではお急ぎの印刷をご希望の方にできる限りのサポートを考えております。
少しでもお客様の元に完成品をお届けできるよう、今後も疑問解決をN E W S欄にて更新させていただきます。
どうぞ、宜しくお願い致します。
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