印刷用語についての豆知識1
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本日のテーマは「校正」です。
よく耳にする、知っておきたい印刷用語を、少しずつ解説していきます。
■校正から校了までの用語
・校正刷り(こうせいずり)
印刷作業の途中の段階で、印刷したものや原稿そのものと比べながら、間違いや不備がないかチェックし、正すこと。この段階で印刷するものを『校正刷り』や『ゲラ刷り』といいます。「カンプ」や「プルーフ」と呼ぶ場合もあるようです。
=ゲラ刷り 英語のgalleyから。もともと活版印刷が主流だったころ、組み終えた活字の文字組を入れる金属のお盆のことをgalleyと呼んでおり、そこから派生したものだそうです。
・初校(しょこう)
最初の校正刷りのことです。再度刷った校正刷りを「再校」、それ以降は、「三校」、「四校」と名前が付きます。
・文字校正
原稿のフォントや行間、漢字表現が指定通りか、原稿と見比べて確かめる作業です。
・色校正
色の仕上がりを確認するための本番印刷前の印刷のことです。色は画面で見る色ともちろん違いますし、
印刷機械や環境、紙質などの条件によっても異なります。仕上がりのイメージと一致しているか、ここで確認をしておくことで、イメージのずれなく印刷物を仕上げることができます。なので、色校正には種類があります。
本番と同じ機械で行う「本機(ほんき)色校正」「本機構成」
本番と同じ紙で行う「本紙校正」
オンデマンドを使い簡易に発色を確認する「オンデマンド校正」などがその例です。
より本番に近い内容で行うと、その分コストもかかりますが、安心です。
・念校(ねんこう)
校了直前にもう一度、念のために行う校正のこと。
・校了(こうりょう)
訂正が全くなく完了したもの。
「校正終了」の略。そのまま印刷工程に移っても大丈夫、という状態になった状態のことです。
・責了
簡単な修正や訂正を編集者や印刷会社などが責任をもって行い、
完了させた状態のことです。お客さんに確認をしてもらわずに進行します。
■まとめ
このように、印刷物は一度刷ると多くの枚数刷られるうえ、多くの人の目に触れます。
そのため、仕上がりにイメージのずれがないか、間違いないかを確認する校正の作業は、欠かすことのできないものです。
もちろん、この作業には時間もかかりますので、お急ぎの場合はこの時間を取っていただけない場合がほとんどです。ただ、知っておくことで、もし納期に余裕があるとき、大切な印刷物を正確に印刷するための手順を踏むという選択肢もあることも知っておいていただければと思います。
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