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印刷用語についての豆知識7「禁則」

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今日は印刷用語の第7回となります。前回取り扱った「禁則」について
さらに深めていきたいと思います。

■「禁則」とは

日本語文字組ではタブーとされている禁忌事項の現象。

■禁則の種類

・行頭禁則
行の頭部分のルール。約物や音引き(音を伸ばす「ー」の記号)が改行してすぐの文頭に来ないようにする。
わるい例:
「、そして・・・」
「レストランでス
ープをいただく」

■行末禁則

行の終わり部分のルール。始め括弧類(【《〔など)が文末に来ないようにする。
わるい例:
「印刷を行いました(
スグプリに頼んだので、早く終わりました)」

■分離禁則

2つ以上セットで1つのものを、行をまたいで配置しないというルール。
「つなぎ罫」……(二倍リーダー)――(二倍)や、連数字や組数字10,000 3/5など、
そしてグループルビなどがそれにあたります。

■禁則を守るために

「追い込み」「追い出し」「ぶら下がり」などで調整をつけます。
・「追い込み」
本来ならば2行にわたる部分を、1行の中にぎゅっと押し込んでおさめてしまいバランスをとる手法。行間が詰まる傾向にあります。

・「追い出し」
追い込みとは逆で、1行の中の文字をゆとりをもって配し、2行目に流れ出す文字を増やすことでバランスをとる手法。やや行間が空く傾向があります。

・「ぶら下がり」
・句読点にのみ適用されます。文字はそのまま、文字組領域から句読点のみをはみ出させ、1行におさめる手法。行間には影響が出ず、一番きれいに収まる方法です。

■まとめ

いかがでしたか?「たしかに、そこに括弧があったら読みづらいし、変だな」など、ごく自然な感覚で理解していただけると思います。ご自身の制作物の際も、気を付けてみてくださいね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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