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解像度についてー番外編:「lpi」とはー

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以前の記事「ppiとdpiの違い」にて、解像度を表す2つの単位について説明しました。
今回はさらにもう1つの単位である「lpi」をご紹介します。

日常ではあまり目にすることのない単位ですが、前回の記事でも少し触れたので
おまけとして閲覧いただけますと幸いです。

■「lpi」とは

解像度を表す各単位を略さず表記するとこのようになります。

ppi:Pixels per inch(ピクセル・パー・インチ)
dpi:Dots per inch(ドット・パー・インチ)
lpi:Lines per inch(ライン・パー・インチ)

「ppi」は”1インチ当たりに並ぶピクセル数”、「dpi」は”1インチ当たりに並ぶドット数”、

「lpi」は”1インチ当たりに並ぶラインの数”

ということになります。
では”ライン”とはいったい何のことでしょうか?

■オフセット印刷とスクリーン線数

「lpi」は、正式には「スクリーン線数」に使用する単位です。
「スクリーン線数」も「ピクセル密度(ppi)」「ドット密度(dpi)」と同じく印刷の精細さを表します。

では「スクリーン線数」と他2つの違いはというと、それは主にオフセット印刷を行う上で使用する尺度である、という点です。

オフセット印刷は網目模様に並んだ点を掛け合わせて色を表現しますが、
その網点の細かさを 1インチに、”網点が並んだ線”が何本印刷されているか によって計っています。

lipimage

斜めに並んだ網点の列を1線としてカウントします。

■まとめ

lpiは解像度を表す単位の中でも、オフセット印刷に使用される単位です。
単位の意味を紐解くと、印刷についての理解も深まりますね。

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