ppiとdpiの違い
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前回の記事で「解像度」について基本的な解説をしました。
解像度の単位には「ppi」というものがあり、数値が大きいほど解像度が高く、より繊細な画像を表現できます。
実は解像度の単位には別の種類があります。
今回はもう1つ「dpi」という単位についてご紹介します。
■「dpi」とは
「ppi」と同じく解像度を表す単位です。こちらも数値が大きいほど解像度が高くなります。
ppi:Pixels per inch(ピクセル・パー・インチ)
dpi:Dots per inch(ドット・パー・インチ)
「ppi」は”1インチ当たりに並ぶピクセル数”を表しているのに対して、「dpi」は”1インチ当たりに並ぶドット数”を表しています。
このほかにも「lpi」という単位もあり、こちらは番外編で紹介しています。
解像度について-番外編:「lpi」とは-
■PIXELとDOT
ではピクセルとドットは何が違うのでしょうか?
どちらも色を表現している最小の単位を示していますが、
媒体によって表現方法が異なるため、最小単位も変わりそれぞれを「ピクセル」「ドット」と呼んでいます。
つまり「ppi」はデータ作成上の単位、「dpi」は印刷出力用の単位として使用されています。
■dpiとppiの違い
ピクセルは1つで色を表現できるのに対して、ドットは複数のドットを掛け合わせて色を表現します。
印刷時は1ピクセルの色を多数のドットで再現するため必然的にdpiはppiよりも大きくなります。
印刷用データは300-350ppiで作成することが多いですが、出力の際、プリンター側では720-1440dpiとして印刷されています。
■まとめ
今回はppiとdpiの違いについて解説いたしました。
2つの単位はよく混同して覚えられていることが多いので、ご注意ください。
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